高速マルチスライスCT

高速・高精度のマルチスライスCTを導入

当院では、16スライス同時収集が可能なマルチスライスCTを導入しています。
これにより、一度に広範囲のCT検査が可能となり、検査時間の短縮にもつながります。

安心の低被ばく技術

本装置には、X線被ばく低減技術が搭載されており、
患者さまへの負担を最小限に抑えながら、安心して検査を受けていただける環境を整えています。

多角的な診断を可能にする画像処理

取得した16スライスの高精度な画像データからは、
通常の輪切り画像に加え、任意の角度からの断層画像や3次元画像(3D)による立体的な評価が可能です。

これにより、病変の早期発見や、より正確な診断が可能となります。

CT検査をご希望の方へ

当院では、高精度なマルチスライスCTを用いた検査を実施しています。
以下では、具体的な検査の内容や流れについてご案内いたします。

胸部CT検査について

胸部CT検査では、従来の胸部X線では見逃されがちな早期の肺がんを発見することが可能です。
また、頭部・胸部・腹部など全身の断層像(輪切り)や3D立体画像を、高精細な画質で確認できます。

検査の流れ

検査は専用の検査着に着替えていただき、ベッドに横になるだけで受けられます。

CT検査は、所要時間はおおよそ15分程度です。

肺がんについて

がんによる死亡原因の中でも最も多い肺がんは、初期には風邪に似た症状や無症状のケースが多く、注意が必要です。

特に喫煙者は非喫煙者に比べて約4.5倍も肺がんのリスクが高いとされています。

腹部CTについて

肝臓、胆のう、膵臓、胃、大腸などの腹部臓器の腫瘍、炎症などを診断するために行う検査です。

下腹部(骨盤内)膀胱、前立腺、子宮、卵巣など病変を検出する事も可能です。

定期検査のおすすめ

現在症状がなくても、健康管理に関心のある方には、定期的なCT検査をおすすめしています。早期発見が命を守ります。